幸福を感じたい! ①【理論と手段】

こんにちは。

これまでは、資格取得や映画についてBlogを書き進めてきました。このままただ思いつきで徒然なるままに書いていても、読んでくれる人に対して他の記事も読んでみたいとはまず思わないだろうし、また、書き手自身の私も何か目的を持って記事をあげていく方が書きやすかったりすると感じ始めました。そこで、このBlogで今後ベースとなるお題を掲げたいと思います。それは、

幸福を感じたい!

いったい何を言ってるんだとまずは感じられると思いますが、日々生きている中で、なんとなく、みなさんも幸福を求めながら生きていると思います。それは、もっとお金が欲しいだったり、病気を治したいだったり、彼氏・彼女が作りたいだったり、好きな仕事をしたいなどなど、色々とあるかと思います。かく言う私も常にもっと幸せになるにはどうしたら良いのかと試行錯誤しながら生きています。

そこで、幸せを感じるには、どのようにすればいいのかについて、考察していったら面白いのではないかと思って、このお題をチョイスしました。一般理論から、どのような手段があるのか、そして、実践してみてどうだったのか、あくまでも個人的な見解であるものの、仮説検証するとともに、体感した感想を共有できればな~と考えています。

 

 

<第1章:理論編>

 まずは理論から入りたいと思います。人間の欲求についての著名な理論としては、マズローの欲求5段階があります。私が大学生のときにこの理論と出会い、感銘を受けたのを覚えています。そんな経緯をあって理論編はこのマズローを採用して考えていきたいと思います。

マズローの欲求5段階の図で、たいへん分かり易いものがあるので、転用させてもらいます。(今は仕事で札幌にいるので参加できませんが、この図を作成したMeeeという会社でやっているワークショップに参加したい~)f:id:AkkunCompany:20181003140834p:plain

なお、マズローの最上位欲求である至高体験は、ミハイのフロー体験と同じ。時間を忘れるくらい熱中できることらしいです。

結果的に、今やっている仕事が充実していれば、基本的にマズローの欲求5段階はすべて満たせると考えます。仕事に充実していれば、お金もそれなりだし、周りからも認められているでしょうし。そして創造的な活動をして自己実現も達成できますからね。

私は現在、大手コンサルティング会社を辞め、フリーランスで経営やITのコンサルティングをしています。小さな悩みはあるものの、仕事については充実しているなと感じています。仕事場で認めれもらっているのでお金もたくさん貰えていますし、やっている仕事の内容はクライアント企業を通して最終的にはみなさんの生活に密着しているもののもあるので、とてもやりがいあります。そういったことから、マズロー欲求5段階としてはすべてクリアしているなと感じています。

過去の私から見たらとても幸せな生活を送れているなと感じながらも、日々の生活の中では慣れもあって、もっと常に幸せを感じたいなと思うことが増えてきたのも正直あるのが現在の私です。やはり、この概念的な考え方は大変重要ですし、考え方の根本であるものの、継続的な幸福を感じるためには、これだけで考察を終わらすことができないです。そこで、理論から手段へ切り口を落とし込んで考察していってみたいと思います。

 

 

<第2章:手段編(具体的手段)>

幸せを感じるためには、理論だけでは何をどうしたら良いのか分からないですし、具体的にどのようにアクションしたら、より幸せを感じるか判断がつかないという苛立ちが生まれるかと思います。そこで、具体的なアクションに繋がる、幸せになるための手段について少し掘り下げて考えていってみたいと思います。

手段について大変参考になるのが書籍が「幸せをお金で買う」という本です。数多の本を読みましたが、この本にすべてが集約されていると思っていますし、行動が伴う実学書でもあります。

この本では、サブタイトルに5つの授業とあるように、5つの観点でお金を使った幸せになる手段が提示されています。

  1. 経験を買う
  2. ご褒美にする
  3. 時間を買う
  4. 先に支払ってあとで消費する
  5. 他人に投資する

例えば、海外旅行は、非日常の異文化を実際に経験できるといった、自分自身へのプレゼントであり、特に海外旅行に限っては事前計画が必要であり、計画してから旅立つまでの期間もワクワク感がとまらなかったりしますよね。そいうったことから、お金で幸せを買う効果的な1つの手段であると言えます。今の海外旅行の例は、上記の1.2.4が該当します。

3.は食洗機やiRobotなどの便利家電を買うことやタクシーに気軽になってみるとかが該当しますし、5.は海外のセレブが寄付をよくしますよんね~、そういったことが該当します。

しかしながら、皆さんもお気づきだと思いますが、「幸せをお金で買う」には大きな問題があるんですよね。そう、お金を持っている前提であるということ!

そこで、この具体的な手段の前に、幸せになるためのベースを築く手段について論じなければならないと思います。

 

 

<第3章:手段編(ベース構築手段)>

第2章での「幸せをお金で買う」といった具体的手段とは別に、幸せを感じるために必要なベースを築く手段について考えたいと思います。一番個人的に解り易く整理されているのは、「幸福の資本論」ですね。私の中では手段についての一番の良書です。

この本では、幸せになるためには、3つのインフラをバランスよく構築することが大切であると言っています。

  1. 金融資産(自由:経済的独立)
  2. 人的資本(自己実現
  3. 社会資本(絆:人とのつながり)

例えば、宝くじの高額当選者が幸せになれないのは金融資産だけだからということですね。

実は書物でも記載されていますが、ただ1点気をつけなければならないポイントがあります。それは、「幸福は逃げ水のようなもの」ということです。「幸せは確約的かつ永続的なものではなく、常に3つのインフラをベースに新鮮さを保ち続けることにより、幸せ度を高い水準に継続することができるようになる」といったことがポイントとなるということです。マイケルジャクソンが幸せになれなかったのは、幸福の限界効用逓減が原因であり、常に新鮮さを保ち続けられなかったためであるということなのです。

 

 

次回以降の記事では、手段と実践について書いていきたいと思います。今回記載した手段に対して、私が実践した具体的なアクションについての体験や感想を書きたいと思います。

皆さんの役に立てば嬉しいです~