FP2級 独学取得への道 おすすめ参考書&勉強法(2018年)

はじめまして。

FP2級取得のために色々と調べて得た知識と経験が役立つと感じ、Blogに残そうと思いました。

何と言っても、FP2級資格の取得に関するネット上の情報が古すぎる。。

私がこれから掲げる、おすすめ参考書「これであなたも一発合格!FP3級参考書」は私が見た限りではありますが、おすすめしているサイトはほぼ皆無でした(2018年9月時点)。

また、色彩検定や簿記、漢字検定など、これまで資格系は2級取得ばかりだったので、今回も一発2級取得を目指しましたが、実はFPは3級合格が2級取得の前提(一部例外あり)となっていたので、3級取得をステップとした2級合格までの勉強法を経験とともにお伝えしようと思います。

 

 

まずは、おすすめの参考書です。これらだけでFP2級は合格できます!(計3つ) 

 

まずはどの参考書でFP勉強の基礎作りをしようかと思い、大型書店で見比べながら探した一冊です。たまたま著者が同じ大学の出身で、なおかつ札幌出身(ちょうど私が札幌で仕事をしていた)ということで、何かの巡り合わせかなと感じ、購入しました。分かり易くコンパクトに まとまっているので、2級受験のときにも頭の再整理で使用しました。後述する問題集は試験に受かった後にそのうち捨てるかもしれませんが、この参考書は今後も本棚に永久に置いておこうと思っているくらいです!

 

参考書と問題集がワンセットになっていて、ポイントが凝縮されており、おすすめです。

各章のはじめにある「絶対読め!30秒レクチャー」は当たり前のことが書いてありますが、口語体でポイントを押さえた内容で、これまで勉強した内容を大きな観点で整理しているとも捉えられるので、よくできているなと思います。また、実際のFP業務が各章に度々記載されていますが、これがFP業務がイメージできるので大変参考になります。同じTACで、こちらよりも有名な分厚い「みんなが欲しかった! FPの教科書」や「みんなが欲しかった! FPの問題集 」は情報量や問題数が多すぎるので、コンパクトなこちらがおすすめです。巻末にある「秘伝の書 」には2級合格までの最短合格の勉強方法が載っていて、この本と過去問だけでギリギリ合格する手段ですが、このブログの勉強方法をおすすめします。私としては、一か八か合格する勉強法はあまりおすすめしません。きちんと内容を理解しないで試験に合格しても、学んだことが実生活では役に立ちませんからね~

 

 問題集は色んな出版社から出ているものの、やっぱりTACは信頼がおけることと、本試験と同じサイズで問題に取り組めることで、こちらはおすすめです。また、年3回ある試験の度に、最新情報を加えて出版されるので、最新の傾向にあわせた勉強ができます。

なお、「直前つめこみノート」は「これであなたも一発合格!FP3級参考書」と「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」の内容と重複するので不使用。インプットは「これであなたも一発合格!FP3級参考書」と「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」を繰り返す読みこなすで充分です。同じものを繰り返す読みこなすことで記憶の定着化が図られますしね。

 

 

私が実践した3級試験合格を踏まえての2級試験合格までの勉強法です。

3級合格だけであれば、「これであなたも一発合格!FP3級参考書」と過去問を1年分解くくらいで充分かと思いますが、2級合格を見据えた3級の勉強をしました。

①「これであなたも一発合格!FP3級参考書」を一通り読み通す

 ただ単に、ゆっくり読んで理解しながら読み進めました。単純にFP試験の内容が性に合っていたのか、楽しく読み物としても読めました。

 実生活での役立ち:今まで知っていたようで正しくは知らなかったことで再認識し、「暦年課税110万、ジュニアNISA、医療保険個人年金保険控除、などを踏めて節税観点の見直しをするきっかけになりました。

②「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」を問題含めて2週まわす

 私は本試験では、きんざい個人資産相談で受験しましたが、この問題集のきんざい生命保険とFP個人資産提案も含めて、すべてやりました!学科の問題も含め、全部で2週しました。各問題にチェック欄がありますので、間違った問題は3回もしくは4回解くことになりましたが。。(汗)

 実生活での役立ち:なんとなくやっていた確定申告の内容がどういう根拠と計算で成り立っているのか分かるようになりました。また、2級は法人の内容が詳細になります。節税や保険リスクを踏まえ、個人事業主から法人成りするきっかけになりました。

③「これであなたも一発合格!FP3級参考書」を読み直す

 3級本試験直前に1日かけて読み直し。読み直している中で、記憶が不安なところに付箋を貼り、本試験の朝に、最終記憶インプットを行いました。なんと、これが本試験に的中したりするもんだから、やっていて良かったなと思いました。

④3級本試験!

 さすがに2級に向けた勉強をしたので、本試験向けの演習はしなかったものの、3級試験は余裕でした(笑)。当日、回答速報がきんざいから発表されますが、9割以上出来ていました!

⑤「TACあてる直前予想FP技能士2級」を本試験時間にあわせて解く

 3級の合格通知が来る前から合格することが分かっていたので、「TACあてる直前予想FP技能士2級」を購入し、勉強を始めました。さすがに2級は本試験向けの演習をした方が良いかと。

 間違った問題に関する分野は、苦手分野であるので、上述した2つの参考書で復習しました。これが終わると、あとは本試験を待つのみといった感覚になってきます。

 あと、巻末にTAC模試の割引クーポンがあるので、時間があれば、模試を受けてみるのもいいかもしれませんね。

⑥「これであなたも一発合格!FP3級参考書」と「スッキリわかるFP技能士2級・AFP」を読み直す

 3級本試験前と同様に、2級本試験前に読み直しました。同じように、記憶が不安なところに付箋を貼り、本試験の朝に、最終記憶インプットを行いました。

⑦2級本試験!

 2級試験も余裕でした。当日の回答速報で自己採点したところ、6割が合格ボーダーラインであるのに、8割以上出来ていました!

 

あと、2級試験向けには、ヒマな時間に携帯アプリ「どこトレ」を使いました。移動時間や待ち合わせの時間潰しにやりましたが、全然、全部はできず、2割くらいしかやりきれませんでした。でも、ちょうど良い時間潰しになりますし、過去問なので、過去問も解けることで本試験に向けての自信と安心に繋がりそうです。他の携帯アプリより何が良いかというと、「安く」て「使い易い」です。間違った問題は自動的にブックマークされるので復習し易いですし、無駄がないシンプルな画面構成なので、ユーザビリティも良く、バグもありません。なお、TACの携帯アプリも使い易いのですが、TAC独学道場などに加入していて無料使える方以外は、1000円以上もしてしまうので、「どこトレ」をおすすめします!

 

 

追伸

ちなみに、私はきんざいで受験しました。

理由は、実技試験の内容が、具体的事例をもとにしていて、問題を解く楽しさがあったからです。FP協会の方が受かりやすいとか、色々な記事もありましたが、やっぱり少しは楽しく勉強したいし、身になる知識をつけるべきだなと思いました。あと、試験会場が多かったのも理由の1つではありました。私は仕事柄、地方での仕事も多く、柔軟に試験会場が選べる方がメリットがありました。

 

あと、私は、一応、難関私大(経済学部)の卒業です。もし勉強に全くもっての自信がない方は、過去問をもう少しプラスでやったも良いのかもしれません。さらにプラスでのおすすめ問題集はこれらですね。

 

<3級はこちら>

 

<2級はこちら>

上述した「 スッキリわかる」や「あてる」で勉強したなら、同じTACのこちらでさらに問題になれるのが一番良いでしょう。

  

 近頃発売されたようです。梶谷先生の問題集が好きならこちらですね。2級の参考書も併せて発売されたようです。