幸福を感じたい! ②【手段と実践】 <ベース構築手段>金融資産編②(おまけ)

こんにちは。

法人成りして1年が経ちました。1年が経過し、決算も終わりましたので、一通り経験したかなと思います。そこで、フリーランスについての記事を書いたときに、そのうち法人成りについても記事にしますと宣言したことを実行しようと思います。akkuncompany.hatenablog.com

 

 

本題に入る前に、法人成りした1年の中で1番バタついてしまったことについて触れておきたいと思います。それは、節税保険と呼ばれていた商品の販売終了でした。実際は節税ではなく、利益の繰り越しの役割となる法人保険なのですが。。
私が法人成りした2019年初頭、法人登記が終わった途端、国が急遽、節税保険の販売をストップかけましたっ。少し前からそんな噂があったものの、本当に実施するとも思っていなかったので、のんびり構えていたのですが、ホント急にアナウンスがされ、保険会社各社も販売を終了することになりました。
私は駆け込みとなりましたが、なんとか100%費用計上できる法人保険に2019年の2月に入ることができました。ギリセーフでした!(汗)

 

それでは、本題に入ります。

法人成りするにあたり、私は合同会社を選択しました。とりあえず、法人成りする必要があったので、安く簡単に設立と運営ができる合同会社にしました。

設立するときに使った方法は、MFクラウド会社設立です。このサイトを使って、必要情報を入力しながら、手順通りに手続きをしていければ問題なしです。ホント、簡単です。無駄な外注費用を抑えられるので、おすすめです。

biz.moneyforward.com

 

あと、合同会社を設立するときに参考にした書籍を紹介しておきます。

今となっては、必要な書籍ではないと判断もできますが、当時は何も知識がない状態だったので、MFクラウド会社設立だけでは不安だったので購入しました。合同会社を設立するにあたっての全体感を抑えることに役立ちました。また、注意ポイントがまとまっているので、不安な方は補足情報として買っておいて損はありません。分かり易い本なので、合同会社設立の本を買うなら、これをおすすめします。

 

 

そして、合同会社を設立したのちにすぐにやったことが、顧問税理士との契約でした。税理士紹介サイトがいくつかあったので、3社に登録して紹介してもらいましたが、いいなと思える税理士とは出会えず、いずれも契約に至らず。また、どの税理士紹介サイトも同じ感じなので、使う場合は無駄に悩まず、どのサイトを使うか決めてもらえば良いと思います。ちなみに、税理士紹介サイトのまとめ記事で、私が参考にしたものはこちらです。

hi-teru.com


結局、MFクラウド会社設立で電子定款を作ってもらうときに関わった大手の税理士事務所と契約することにしました。ちなみに、MFクラウドで電子定款を作るときは、こちらでどの税理士に依頼するかの選択はありません。MFクラウドが契約している税理士に勝手に頼むので、どの税理士がやってくれるのかは、電子定款の出来上がりの時に分かります。
今は、その税理士事務所とは1年以上の付き合いとなりましたが、担当者がイマイチなので、切り替えたいなと思っています。契約上、2年契約なので、もう1年は我慢かなと思いますが、できれば早く切り替えたい!そもそも担当者は税理士資格を持っていない人ですし、毎回の打合せでもほとんど資格ホルダーの税理士は立ち会わない。。
担当者が入力ミスをしたことがあったので、それ以降ずっと、私が提出した領収書などが正確に記帳されているか全件チェックするはめとなり、外注しているのに仕事量が減らず、なんのためにお金を払っているのかわからなくなっている状況。。担当者の態度もあまり良くなく、ただでさえ相場よりも顧問料が高い。税理士でない担当者から節税コンサルを受けるのもコンプラ的に問題だし。なんもいいことなし。。

【ITコンサルの心構え】<おまけ>プロフェッショナルマインド

今回も、ある先輩の言葉です。第3弾となります。

前回の類型化とは、別の先輩の言葉なので、別記事にしました。私が新卒でコンサルティングファームへ入社し、はじめてのプロジェクトでのPMから言われた言葉です。それは、

 

「1を聞いて、10を理解し、100を話す」

 

です。

あくまでのイメージの数値ですが、数値にすることでその言葉がイメージしやすくなりますね。

 

具体例で話しますと、こんな感じです。

①クライアントとの打ち合わせで、新しい情報を聞いた(1を聞いた)

②その打合せの場で、事前に色々と調べてあったことや、もともとの経験知や書物などの知識から、発言の背景にある色々な情報が理解できる(10を理解する)

③クライアントに対し、身近な生活場面を例にとったり、時事問題も踏まえたりして、相手に分かり易く話したり、その情報の本質に鋭く切り込む(100を話す)

 

日々の勉強により知識を身につけなければならないということと、相手に伝えるスキルが必要ということが身に染みた言葉でした。そのように理解できのも、この言葉を聞いてから5年以上経ってからでしたが。。(笑)

 

仕事を始めてから、最も古い、印象に残っている言葉でした。 

【ITコンサルの心構え】<類型化>プロフェッショナルマインド

今回も、ある先輩の言葉です。第2弾となります。

コンサルタントをやっている中で、私も共感した仕事に対するマインドを3つ書きます!

 

①「氷山の一角」 → 見えているものは一部だけ

・システム構築のテスト工程というものは、単体テスト結合テスト⇒総合テストといった流れで、徐々にテスト粒度が粗くなっていくものです。そのため、例えば、テスト工程の最終である総合テストでバグが発覚された場合、その事象だけではなく、他でも同じようなバグが潜在しているのではないかと疑うやり方を私は取っています。具体的には、本質的な原因を特定し、それに関する必要な類似見直しを実施して、潜在バグをできるだけ見つけ出すというやり方ですね。

・クライアントにプレゼンや説明をする際に、私は相手に分かり易く伝えるために、メインのストーリーを話すうえで必須な情報以外は極力排除したうえで話すようにしています。知っている情報や調査した情報って、せっかくだから話したいという衝動に駆られて話してしまう人が多く、それによって相手に本質が伝わらない場面によく遭遇します。結局、説明したあとのQAのやり取りで、話した内容以外も実は考えつくされていることが当たり前のように判明することにより、信頼度が増すというのに。。

 

②「アヒルの脚かき」 → 不安を与えないためのポーカーフェース

・クライアントとの打ち合わせや、ミーティングでのディスカッションにおいて、不意な質問を受けた時に、赤面したり、挙動不審になったりする人が多くいます。そのような反応をすると、相手は不安を覚えます。自分が知らないことに対する質問や、想定していなかった会議の流れになったとしても、常に冷静に対処することが、信頼されるためには必要かと思います。私は仕事で毎日のようにポーカーフェースを維持していたがために、プライベートでもポーカーフェースになってしまい、感情の起伏がないと言われてしまうことが多々あります。。

 

③「サクラダファミリア」 → 最終形はその先にある

・システム構築のプロジェクトが終わった後も、クライアントにとってはそのシステムのサービスインがはじまっただけで、熾烈な競争の中で新しい要件や法対応が継続して発生していきます。そういった意味で、自分自身のタスクが終わったとしても、そこですべてが完了したことにはなりません。自分の仕事が完了すれば良いと思って仕事に取り組むことと、その先のことも踏まえて考えることには大きな違いがあります。

・小さい仕事の単位で言うと、ドキュメント作成でも同じことですね。少しでも格好よく図や表を作ることもそうですし、文章も再考すればするほどより洗練されますが、時間は限りあるものなので、ある程度では割り切らないといけませんからね。

・絵画でも同じようなことが言われていますね。

 

 

【ITコンサルの心構え】<類型化>無駄な業務プロセスの類別

今回は、ITコンサルをしているとぶち当たる問題について類型化してみたいと思います。これは、ある先輩の言葉です。

システムを再構築する場合など、システムが変わるので、それに伴って業務プロセスを見直すことに直面します。ベンダーという立場で、クライアントが望む業務プロセス改善に沿って、システムを作っていけば良いと割り切ってしまえば、何の悩みもでませんが、私は一応ITコンサルなので、クライアントにとって本当に良いシステムを作りたいと考え、クライアントと正面で議論していきます。そんな経験からも、面白い表現による類型化なので、是非、読んでもらえれる嬉しいです。

 

①「船腹の殻牡蠣」 → 長い航海のうちにへばりついたもの

 現行システムでは、過去に必要な帳票であったが、新システムを構築するときも同じものが必要と要望されることが多々あります。過去の法的対応や、現行システムの制約のもとに発生したものや、はたまたある個人の必要性から作ったものなど。結局、新システムを構築する場合に不要なものを再整理すると、半分以上が不要になったりします。

 

②「過去の呪縛」 → 過去には必要であったが、現在は必要性がないのに惰性で続いているもの

 例えば、現行システムから新システムへデータ移行をする場合、新システムでは不要なデータまでデータ移行対象にしようとする場合があります。現行システムや過去の業務前提では、当たり前の管理データであったものを踏襲して管理しようとすることがあります。

 また、情報システムが未発達であった時代では、契約書や点検などはすべて現場で紙で書いて、自社に戻ってきてから手打ちしてシステムに登録したものです。現在は情報システムも発達して、現場にモバイルを持っていき、その場でリアルタイムに最新データを見れたり、その場でタブレットに入力して送信すればシステムに反映される仕組みも簡単に構築できます。そういったお客さまサービス向上や2重作業防止などのメリットが享受できるものの、現行の紙での管理を維持すべく抵抗にあう場面があります。やはり業務プロセスが変わることにより、誰かの仕事を奪うことになるので、抵抗は生じるものでしょうが、浮いた時間で新しいことに取り組めると前向きに捉えられるようにしたいものです。

 

③「これまでの必要悪」 → 他の業界から見れば不要なものではあるが、公共性の観点から止むを得なかったもの

 電力やガス業界は公益企業であるために需要家視点に立って督促活動をきちんと行おうとします。需要家の立場であれば、コンビニで振込払いするのを忘れたら、勝手に電気やガスが止まると困りますもんね。そのため、システム投資にも現行システムと同様にお金をかけようとしますが、実は金払いの悪い需要家にお金をかけるのは企業の立場に立てば、売上も利益にも繋がらない、ただのコストになりかねません。

 

 

【ITコンサルの心構え】<顧客視点>フライトはAIRDO!

 

2回目となる今回も、顧客視点に触れたいと思います。

 

私は電力会社やガス事業者といったようなUtilityや、県庁・市役所や自治体といったようなGovernmentに対し、コンサルをよくしていますので、よく飛行機に乗ります。

現在は札幌でコンサルしているため、毎週のように羽田空港新千歳空港間で飛行機に搭乗していますが、AIRLINEはAIRDOを使用しています。AIRDOはLCCではないものの、JALANAと比べると安いので、よく「なぜAIRDOに乗っているの?」とか「節約?」とかと聞かれます。

実は節約とかではなく、顧客視点に立つと、AIRDOに乗るべきでしょうと考えているからなんですよね~

コンサルしている企業が地場産業に注力しているので、そのエリアに貢献できるようにその顧客は常に考えているわけですし、その企業にコンサルしている私も顧客視点に立てば、同じようにそのエリアに貢献する行動を取るべきだと考えているわけなんです。北海道には、AIRDOをいうAIRLINE企業があるので、それに乗っているということ。

やっぱり顧客と日常会話しているなかでも、「どのAIRLINEに乗っているの?」と聞かれることがあります。そのとき、自信を持って、「AIRDOに乗っています!」と答えられますし、さらにAIRDOが地場のAIRLINE企業であるから乗っていると答えると信頼度と親近感も上がりますし、また他の話にも広がっていきます!

【ITコンサルの心構え】<顧客視点>誰のために仕事をしているの??

ITお久しぶりです。

私はフリーランスでITコンサルをやっていますが、一般的にフリーランスと言ったら、プログラマーやSEが多いかと思います。実は、このITコンサルは私に限った話ではありませんが、プログラマーやSEより単価がいいんですよね。私は少なくとも2倍以上の単価でプロジェクトに参画できています。

そこで、あまりこのITコンサルについて、ブログを書いている人がいないので、参考になればと思い、日々、思いついたことを書いていきたいと思います。

初回となる今回は、タイトルにあるように、顧客視点に触れたいと思います。

 

現在、私はシステム構築のプロジェクトに参画していますが、そこでのテスト不具合について、SEの方とのやり取りです。

 

SE:設計書に通りにプログラムが動いているので、これは仕様通りです。

私:顧客はその仕様を理解していて、合意されているのか。

SE:会話はしていない。

私:後続の処理が動かなくなるのは設計としてはおかしいんじゃないの?会話できていないならプログラムを修正すべきなんじゃないの?

SE:設計書通りの挙動なので、不具合ではありません。直したくないです。

私:あなたは誰のために直したくないのですか?誰のためにプログラムを作っているのですか??

 

こんなやり取りがありました。

彼はこのように顧客視点がいつも足りないために、クライアント(顧客)からの信頼も低いのがプロジェクトでの認知となっています。

私が単価が高くても、プロジェクトで必要とされているのが、少しわかった気がしました。

PMS 独学取得への道 おすすめ参考書&勉強法

こんにちは。久し振りのBlog更新です。

 

P2MのPMSに合格しました。試験結果としては80%以上の正答率で、けっこう余裕での合格となりました。

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ちょっとマイナーな資格だったため、資格取得に対する情報が少なく、合格するまで不安でした。受験当日まで、たったこれだけの試験対策で大丈夫かなと心配なまま挑む形となりましたが、無事に合格したので、これから受験する方々のために、経験談も含めて書きたいと思います。

 

まず、私がこの資格を取得することにした理由です。

・ITプロジェクトにコンサルとして参画することが多く、プロジェクト管理の役割も担うことが多々ある。そのため、体系だったプロジェクトマネジメントを学んでおきたい。

・せっかくだから、プロジェクト管理の資格も取得しちゃいたい。対外的にも資格を持っていると説得力が増すし。

・プロジェクト管理の資格ではPMPが著名だが、失敗しないためのプロジェクト管理の側面が強い。一方、P2Mはミッションドリブン(使命達成型)のプロジェクト管理を目指しており、価値提供に重きを置く身としては、あるべきプロジェクト管理。なおかつ、日本でのプロジェクト参画がほとんどだから日本発祥のプロジェクト管理手法が実業として有効であるはず。

 

そこで、P2Mの資格を取得することに決めたのですが、P2Mの中でも、一発目に受けられる最高グレードのPMSを受験することにしました。

 

しかしながら、冒頭でも触れましたが、この資格取得に対する現在の問題点にぶち当たることに。。

①資格試験対策情報や過去問情報が皆無(どう勉強すればよいのか不明)

②資格試験代が高い(落ちることが許されない)

③資格試験のための書籍は1つあるが分厚い(読み込むには多大な時間と労力が必要)

 

でも、なんとPanasonic提供のオンライン問題集があるではないか!!

 

これにかけるしかないと思い、繰り返し演習。理解できないところだけ上記書籍の該当箇所を読む。そして最終的に模擬試験で90%以上解けるまで繰り返し演習。
あとは、試験前日に上記書籍の巻末にある用語集を読んだのみ。

トータルで20時間くらいの勉強時間で、試験に臨みました!

 

 

最後に、意外な盲点があったので、これには注意してください。

この試験はCBTなのですが、試験当日のパソコン画面に日差しが当たってしまい、問題文が読み取りづらく苦労しました。。試験当日の座席が自由選択の場合は、日差しが直射しない席を選んでくださいね~